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丈夫な家づくりのポイントは?
家を建てる以上、丈夫な家に住みたい、とみなさん思っているはず。
ここでは多くの構造に共通する丈夫な家づくりの基本をご紹介しますので、参考にしてください。
安定感のある形に

イメージ家はシンプルで安定感がある形の方が、耐震性、耐風性、耐久性に優れていると言われています。シンプルな形にするとコストダウンにもつながります。

丈夫な壁をバランスよく配置

イメージ壁が片側だけに多く、反対側は窓などの開口部が多いと、地震のように水平方向の力を受けた場合、壁の少ない部分が変形し、ねじれるようにして倒壊しやす くなってしまいます。住宅密集地などは日当たりをよくするために窓が片側に多くなり、壁が偏りがちになるので、その場合は1階の角はなるべくL字に外壁を 造るといいでしょう。

上下階で柱や壁の位置を揃える

家全体の力の伝達バランスを揃えるためにも、屋根や2階の荷重がバランスよく土台に伝わるように、柱や耐力壁の位置はなるべく上下階で揃えることが大切です。

屋根のデザインも耐久性に影響

イメージ屋根に谷があるとそこから雨漏りがしやすくなりますが、シンプルな屋根では形が単調に なるので、谷のあるデザインにする場合は漏水対策をしっかり行いましょう。また、住宅密集地では難しいのですが、軒はきちんと出した方が外壁がいたみにくくなるので、耐久性を高めるためにも軒は造りましょう。

木造住宅は床下の通風を確保

床下換気口を設けることよりも土台と基礎の間に高さ2 cm程度の「ネコ」と呼ばれるヒノキやヒバの木片を一定の間隔毎にかませ、隙間を造っていきましょう。このことにより、床下の通風が確保され、木材の腐れを防ぐことができます。


ちょっとみみより
法律でも住宅の10年保証を義務づける「住宅品質確保促進法」誕生

世の中にはいろんな品質基準があるけど、2000年4月「住宅品質確保促進法」が施行 されました。
これは建物の基本構造に欠陥があれば新築後10年間、建設業者が無償修理しなければならない「十年保証」を義務づけ、住宅の客観的な品質評価も導入した法律です。住宅購入者にとって優良物件の選別に役立つものです。


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間取りプランのポイントは?
家族の思いや動線を考えた間取りづくり。
各空間のポイントを押さえ、住みやすい間取りを考えましょう。
住まいの顔にふさわしい快適な玄関を

イメージ住まい全体のバランスを考えながら、できるだけゆとりのある広さを確保しましょう。また、外部からの埃や外気が常に入る場所なので必ず他のスペースと区切り、風向きにも考慮した空間づくりを。

家族のライフスタイルが見えるリビング

リビングの位置を決める時は、日当たりや景観の良さを重視するのはもちろんのこと、家族が集まる時間や使用頻度などを考慮して決めるようにしましょう。
最近では1階に寝室などを設けたプライベートフロア、2階にリビングなどを設けたパブリックフロアにする住宅も増えています。

家族のことを第一に考えた形式のダイニング

最近は独立したダイニングルームではなく、ほとんどがリビングダイニング形式、ダイニングキッチン形式、ワンルーム形式になっています。そんな中から家族の年齢や来客の頻度、住まいの広さなどを考慮して家族に適した形を選びましょう。
また、ダイニングは家族がコミュニケーションを楽しく心地よくとれるよう、明るく快適な条件の位置に設けられるよう、工夫してみてください。

他のスペースとの関連を考えて造りたいキッチン
道路からキッチンの勝手口へのアプローチは生ごみなどの出し入れがしやすいよう幅広く取りましょう。
また、湿気が多く、臭いもたまりやすい場所なので、日当たりや通風のよい位置を選び、家事動線を考えた配置に設けましょう。
融通性を持たせた和室
和室は寝室にも客間にも使える部屋です。リビングと続けておけば続き部屋として使えて、多人数が集まった時も十分くつろげます。
くつろぎと安心感がある夫婦の寝室
子ども部屋や他のスペースから完全に独立した位置に設けましょう。そして、外部からの視線をしっかりと遮り、音や光が睡眠の妨げにならないような配置を考えましょう。
将来のことを考えた子ども部屋
子どもの成長に従って改装するわけにはいけませんので、計画の段階から柔軟に対応できる間取りを考えましょう。また、プライバシーの尊重といった面だけでなく、家族みんなで過ごす部屋とのつながりや兄弟の交流を大切にした配置を心がけましょう。
水回りと動線を考慮した浴室
浴室をキッチンの隣に設けると、料理をしながら洗濯や掃除ができるので大変便利です。最近では2階の個室にシャワールームを設ける場合もありますが、この際には給排水のパイプスペースの位置に注意して設置するようにしましょう。
必要なスペースを考えて設けたい廊下・階段

最近は部屋のスペースを広くとるために廊下を設けない場合もあるようですが、廊下を設ける場合は将来のことを考えて車いすでも十分に通れる広さをとり、手すりを設けておいてはいかがでしょう。
階段はリビングやホールの吹き抜け部分に回り階段として設けるなど、空間のアクセントとして配置を考えてみてもいいのでは。

多目的に使用できる収納スペース

住むほどに生活用品は増えていきますので収納スペースは多めに設けておきましょう。寸法に合わせた収納型式にせず、ウォークインクローゼットや納戸のような収納スペースが活躍すると思います。
また、屋外にもガーデニンググッズやスポーツ用具を収納するスペースがあると便利です。

 
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